2019年5月29日水曜日

6月3日までは、従来の口座まで寄付を!

 web版『虐待サバイバー写真展』を発表した写真家・田中ハルは、2019年11月に埼玉でリアル写真展『虐待サバイバー写真展』を開催します。

 田中ハルは、こう言います。

自分は、たくさんの障碍(害)を持っています。
 ADHD、統合失調症、脳の奇形、部分てんかん、言語障碍などなど。
 頭の中は常に情報であふれ、音に敏感で、時々体はフリーズを起こします。
 また、虐待サバイバーで、いじめサバイバーです。
 フラッシュバックは日々起こり、鮮明な記憶の再生は日々苦しめられます。
 セクシャルマイノリティでもあります。
 思春期には自分でそれを認められず、苦しみました。
 まるで生きづらさのデパートのようです。
 それでも今、決して不幸ではありません。
 障碍があろうと、過去の体験があろうと、何があっても幸せになれます。
 ただ幸せですが、障碍に伴って日々の生活では色々な不便が生じます。
 その生きづらさはなかなかハードなものがあります。
 でも、たくさんの生きづらさの中で得られることは沢山あります。
 うまく言葉にできないですが、いいこともそうでないことも。
 毎日が学びの連続です」

 彼は、こんな写真を撮っています。


 親から虐待されて育ってきた人には、大人になっても「安心の時間」をリアルに感じることが難しいことがあります。
 そんな虐待サバイバーに限定して被写体希望者を募り、2018年から1年かけて15人も撮影してきたのが、田中ハルという写真家なのです。

 これをwebの小さい画面ではなく、紙に出力して展示することで、彼の写真の魅力を最大限に魅せるのが、リアル版『虐待サバイバー写真展』です。

 現在、開催の総経費40万円のうち、19万2000円(※5月29日時点)がネット市民からの寄付で集まり、残り21万円を調達するために動き出しています。
 よろしかったら、「写真展の開催費へ寄付を!」をお読みの上、この公式サイトの下にあるSNSのボタンで拡散してください。