2019年11月13日水曜日

田中ハル・虐待サバイバー写真展、終了(+会計報告)

 「虐待サバイバー写真展」終了しました

 皆様からいただいた寄付金の合計額と使用用途をお知らせします


 上記のように、みなさまのご寄付や情報拡散によって、写真展は無事になしとげることができました。
 スタッフ一同、感謝申し上げます!


 2018年に虐待サバイバーの被写体を公募して撮影、web版の展示会、そして今年はリアル写真展を実現するまで、カメラマン・田中ハルは必死で駆け抜けてきました。

 何歳になっても、サバイバーは一歩を踏み出せることを、彼は証明してみせました。
 本気で動こうとする人には、本気で支えようとする人間が次々に現れます。
 この社会は、決して捨てたもんじゃありません。

 親にやられっぱなしの人生から、自分のしたいことを思い通りにやれる人生へ。
 サバイバーには、そのチャンスが残されているんです。

 撮影した田中ハルも、被写体になったサバイバーも、写真展のために動いてくれた多くの人々もきっと「そのチャンスに賭けたい!」という思いを分かち合えたと思うのです。

 あなたがサバイバーなら、ぜひ自分の人生を欲張ってください。
 何かやりたいことがあるなら、ためらわず叫んでほしいです。
「私は〇〇がしたい。でも、一人じゃ無理かも。手を貸して!」と。

 大丈夫。
 サバイバーは、同じ痛みのわかる人とつながり合えます。
 それは、信じていいことなんです。

 では、田中ハルの次のアクションをお楽しみに!


2019年10月30日水曜日

11月1日から「虐待サバイバー写真展」 短期間なので早めにご確認を!


 11月1日から埼玉で虐待サバイバー写真展が始まります!

「一歩前へ」
11月1日(金)〜4日(月)
10時〜17時在廊(最終日は16時まで)
浦和駅東口前「コムナーレ」9F
 次の週の「共に前へ」は、会場が2カ所になりました。

「共に前へ」
第一会場「Antenna Books & Cafe ココシバ
11月8日(金)〜11月10日(日)11時〜18時(最終日は16時
※ココシバでは、「一歩前へ」にも「アプリュス」にもない写真を展示します

 11月8日(金)の午前11時30分から午後1時まで、オープニングイベントとして新聞記者の山寺香さんをお呼びして講演会をします。
 題して、「第二の少年Aを生み出さないために、周囲ができること -川口の事件から見る虐待」

 さらに、11月10日(日)午後2時-3時「前へ進もう 田中ハルの進み方」として対談をします。
【出演】小倉美保(ココシバ店長)・中園直樹(文筆家)・田中ハル

 失語症で自分が公の場でちゃんと話せなくなり、一度諦めた対談ですが、周囲のアドバイスもあり、企画を立て直しました。
 話せなくなったら筆談で話します。
 どちらもワンオーダー制、20名ほどです。

●山寺香/1978年、山梨県生まれ。2003年、毎日新聞社入社。仙台支局、東京本社夕刊編集部、同生活報道部を経て、2014年4月からさいたま支局。犯罪被害者支援や自殺対策、貧困問題などに関心があり、取材してきた。1児の母。
 著書に『誰もボクを見ていない なぜ17歳の少年は、祖父母を殺害したのか』。

 講演会の予約受付は、以下までメールを。

第二会場「アプリュス芝スタジオ」(NEW!)
11月9日(土)11時〜16時11月 10日(日)11時〜14時
 約4m×3mの壁一面に虐待サバイバーの写真とメッセージを載せます。


 撮影者・田中ハルさんの思いは、以下のブログ記事で。

 短期間の展示のため、下にある拡散ボタンで応援していただけると、本当にうれしいです!

2019年10月5日土曜日

田中ハル撮影・虐待サバイバー写真展 in 埼玉 11月に開催!

田中ハル撮影による虐待サバイバー写真展が、11月から無事に開催されます。
 その前に、この写真展の開催に約40万円の経費がかかるために続けていた寄付を中止します。
 事情は、田中ハル自身が書いたこのブログ記事をご覧ください。

 田中氏自身の失語症の悪化により、当初予定していたトークライブを中止せざるを得ないなどの理由によって、当初の予算より大幅に経費カットできたため、集められた約19万円以内での開催に方針変更せざるを得ません。


 トークライブを楽しみに寄付していただいた方々には、大変申し訳ありません。

 田中氏自身も虐待サバイバーでさまざまな病気や障害を抱えているため、実行委員会としても無理をさせるわけにはいきません。
 ご理解いただけると、ありがたいです。

 なお、約19万円の具体的な用途や計算については、写真展の開催前に詳細を明らかにするのが本筋ですが、田中氏をはじめ、実行委員会の多忙により、このブログ記事にある内容以外を事前に公開する余裕がなく、写真展開催後の公開にせざるをえないことを寄付者の皆様にお詫び申し上げます。


 また、結果的に寄付金のあまりが生じた際も、田中ハル個人の財布に残るわけではなく、写真展開催プロジェクトの活動資金など、寄付者の思いを果たすことに使われることを明言しておきます。


 以上をふまえ、11月の『虐待サバイバー写真展 in 埼玉』の開催をお楽しみください。


※この記事ブログの下にあるSNSボタンで拡散しただけると、ありがたいです


上下にある2点とも、右クリックでダウンロードできます。
仲の良い友人に送ってあげてください。



 田中ハル撮影『虐待サバイバー写真展』

●一歩前へ 111日(金)〜4日(日)
浦和駅東口 コムナーレ9F多目的ホール 入場無料
 午前10時から午後5時(※最終日は午後4時まで)

●共に前へ 118日(金)〜10(日)
ブックカフェ「ココシバ」(JR蕨駅から徒歩5分)
入場無料(※1ドリンク以上の注文をお願いします)
 午前11時から午後6時(※最終日は午後5時まで)

2019年9月17日火曜日

虐待サバイバー写真展のチラシ、完成!


上下にある2点とも、右クリックでダウンロードできます。
仲の良い友人に送ってあげてください。


 田中ハル撮影『前へ 虐待サバイバー写真展』の埼玉県での開催が、以下のように決まりました。

●一歩前へ 111日(金)〜4日(日)
浦和駅東口 コムナーレ9F多目的ホール 入場無料

●共に前へ 118日(金)〜10(日)
ブックカフェ「ココシバ」(JR蕨駅から徒歩5分)
入場無料(※1ドリンク以上の注文をお願いします)

なお、この写真展の開催には約40万円の経費がかかるため、寄付を受け付けております。
現在、約18万円の寄付が集まっており、残り20万円以上の寄付が必要です。
1000円でも寄付したいという方は、このページ(←クリック)まで。


2019年8月2日金曜日

田中ハル撮影『前へ 虐待サバイバー写真展』 11月開催!

 田中ハル撮影『前へ 虐待サバイバー写真展』の埼玉県での開催が、以下のように決まりました。

●一歩前へ 111日(金)〜4日(日)
浦和駅東口 コムナーレ9F多目的ホール 入場無料

●共に前へ 118日(金)〜10(日)
ブックカフェ「ココシバ」(JR蕨駅から徒歩5分)
入場無料(※1ドリンク以上の注文をお願いします)

予約などはありませんので、今からご予定に入れてくださいな。
 時間帯など詳細な内容は、続報をお待ちください。
 お問い合わせは、上記の画像にある「アリスねっと」まで。

2019年6月3日月曜日

『虐待サバイバー写真展』の開催費への寄付は、新口座へ

 田中ハル・撮影『虐待サバイバー写真展』の開催経費を賄う寄付の受付口座が2019年6月3日から、以下のように変わりました。



 詳細については、このページをご覧ください。
※寄付はすでに打ち切っております。

 約40万円かかる総経費の明細(概算)は、このページの下に公開しています。
 6月3日時点での不足分は、20万円ちょっとです。
下の小さなSNSボタンで、このプロジェクトを応援!

2019年5月29日水曜日

6月3日までは、従来の口座まで寄付を!

 web版『虐待サバイバー写真展』を発表した写真家・田中ハルは、2019年11月に埼玉でリアル写真展『虐待サバイバー写真展』を開催します。

 田中ハルは、こう言います。

自分は、たくさんの障碍(害)を持っています。
 ADHD、統合失調症、脳の奇形、部分てんかん、言語障碍などなど。
 頭の中は常に情報であふれ、音に敏感で、時々体はフリーズを起こします。
 また、虐待サバイバーで、いじめサバイバーです。
 フラッシュバックは日々起こり、鮮明な記憶の再生は日々苦しめられます。
 セクシャルマイノリティでもあります。
 思春期には自分でそれを認められず、苦しみました。
 まるで生きづらさのデパートのようです。
 それでも今、決して不幸ではありません。
 障碍があろうと、過去の体験があろうと、何があっても幸せになれます。
 ただ幸せですが、障碍に伴って日々の生活では色々な不便が生じます。
 その生きづらさはなかなかハードなものがあります。
 でも、たくさんの生きづらさの中で得られることは沢山あります。
 うまく言葉にできないですが、いいこともそうでないことも。
 毎日が学びの連続です」

 彼は、こんな写真を撮っています。


 親から虐待されて育ってきた人には、大人になっても「安心の時間」をリアルに感じることが難しいことがあります。
 そんな虐待サバイバーに限定して被写体希望者を募り、2018年から1年かけて15人も撮影してきたのが、田中ハルという写真家なのです。

 これをwebの小さい画面ではなく、紙に出力して展示することで、彼の写真の魅力を最大限に魅せるのが、リアル版『虐待サバイバー写真展』です。

 現在、開催の総経費40万円のうち、19万2000円(※5月29日時点)がネット市民からの寄付で集まり、残り21万円を調達するために動き出しています。
 よろしかったら、「写真展の開催費へ寄付を!」をお読みの上、この公式サイトの下にあるSNSのボタンで拡散してください。